1. 宇和海環境の維持・保全と漁場再生

宇和海環境の現状把握と、今後の維持・修復に必要な調査を行う。

海浜域に漂着したごみ
▲ 海浜域に漂着したごみ

(1)環境調査―宇和海域の現状把握と将来の予測のため、関係調査研究機関と連携して、
環境、生態系、水産資源など総合的な調査を推進する。

(2)関係調査研究機関と連携して、ICT(情報通信技術)活用による環境のビジュアル化―
コンピューターネットワークを用いて宇和海の水温、潮の流れ、珪藻や赤潮の状況、
底質の状況など海の環境が総合的かつ一目でわかるシステムの構築と一体化を図る。

(3)漁場の再生―持続的な養殖業や漁業を推進していく基盤となる漁場環境の再生に関する
研究を実施する。

(4)環境改善のために底生生物や微生物の利用、その他の生物素材の活用や、藻場再生事業
に取り組む。

 

2. 森-川-海の一体管理

海に注ぐ川、そして川をつくる森と一体となって環境を管理する。

浜から山へと吹き上げられた 廃棄物と不法投棄廃棄物
▲ 浜から山へと吹き上げられた
  廃棄物と不法投棄廃棄物

(1)宇和海漁業、とくに養殖漁業に由来する施設廃棄物の管理を、関係者が一体となって強化
する。沿岸漂流物の清掃・除去を宇和海漁業関係者の環境ボランティア活動で推進する。

(2)農林水産業の連携―宇和海に注ぐ河川の水質や農薬など薬剤による干潟や沿岸域の生物
環境への影響実態調査を実施し、宇和海の生物多様性の維持を図る。

(3)森-川-海の一帯管理に関する地域暮らしの文化の歴史を調査し、その結果をパンフ等で
紹介しながら、地域住民の一体意識の醸成と、海浜域のゴミをなくす取り組みや子供
たちへの教育を推し進める。

(4)国土交通省の「海面清掃船による海洋環境整備事業」の導入をめざす。

 

3. 「エコタウン宇和海」づくり

水産廃棄物を出さないゼロエミッション型の街づくり、自然エネルギーの活用を推進する。

海中公園 (愛南町)
▲ 海中公園 (愛南町)

(1) バイオマス資源活用―加工残渣利用として有望なバイオマス資源活用事業を推進する。

(2) CO の排出をともなわないエネルギーの活用を検討する。

 

4. 災害に強い沿岸域の整備

災害を見据え、緊急時に対応できる環境を整備する。